北海道の日々

転勤で移り住んだ北海道の日々の記録

紋別の夜明け

 北海道に来て、やりたいことをリストにして少しずつクリアしてきています。

 そんな中のひとつが、「流氷を見る!」でした。

 びっしりと打ち寄せた流氷を砕いてガリンコ号は突き進みます。

 夜明け。流氷の亀裂の中から湧き上がるように、太陽が姿を見せます。圧倒的な熱量を示す深い赤、橙、黄色といった色が朝を照らしますが、夜を残した闇のような群青色の海水と、氷点下の流氷の白が鬩ぎ合います。

 明けない夜はない、と、信じて日々を暮らしていきます。

f:id:suittyon:20200305000730j:image
f:id:suittyon:20200305000725j:image