2020-03-05 紋別の夜明け 北海道に来て、やりたいことをリストにして少しずつクリアしてきています。 そんな中のひとつが、「流氷を見る!」でした。 びっしりと打ち寄せた流氷を砕いてガリンコ号は突き進みます。 夜明け。流氷の亀裂の中から湧き上がるように、太陽が姿を見せます。圧倒的な熱量を示す深い赤、橙、黄色といった色が朝を照らしますが、夜を残した闇のような群青色の海水と、氷点下の流氷の白が鬩ぎ合います。 明けない夜はない、と、信じて日々を暮らしていきます。