北海道の日々

転勤で移り住んだ北海道の日々の記録

靴磨きしましたよ JMウェストンゴルフ

 世間はゴールデンウィークだそうですね。わたしは営業にはでれませんが、会社は明日も明後日も出勤予定です。(何事もなければ有給取ってキャンプ、釣りのはずが、、)

 畑仕事しようとしたら雨が降ってきてしまい、靴磨きに変更です。

 春になってようやく出動回数が増えてきた革靴たち。けっこう汚れてましたので磨くことにしました。北海道では、冬の間は特別なグリップソールが装備されている「冬靴」を履きますので、通常の革靴は春まで履かないのですよ。実は。知ってました?(誰に問いかけてるのやら。これもコロナ自粛のの影響か?)

 今日はウェストンのゴルフという靴を磨きました。かれこれ8年、いやもっとかな?履いてますが、凄まじい耐久力です。へこたれませんよ、この靴は。

 ロンドンに旅した時に、ジャーミンストリートで買ったように記憶しています。せっかくイギリスに行ったのだから、ジョンロブを!と、思ったのですがご縁がなく。せめてトリッカーズでも、と、本店まで行ったのですが気に入った靴がなく。仕方なく入ったウェストンで随分とキチンとしたオモテナシをされてしまい、舞い上がって買ってしまいました。素敵な女性シューフィッターが丁寧に足のサイズを測ってくれて、シャンパンまで出てきました。

 女性シューフィッター、今となっては流石にプロだな!と、感謝していることを先に申し上げておきますが、そう思うまで少々時間が掛かりました。

 長くなります。店舗での接客から時系列で話が進みます。

 ウェストンで靴を買うならローファーが欲しかったのですが、彼女曰く、あなたの足の形ではうち(ウェストン)のローファーはお勧め出来ない。こちらのゴルフというモデルならば大丈夫。と。

 そして「あなたのサイズです」と、出して来てくれた靴を試しに履いてみました。ぴったりです。が、本当にジャストすぎて歩くと痛いだろうな、と、ワンサイズアップを所望したのですが、「ダメです」と、拒否。あなたのサイズはこれで間違いない。と、譲りません。

 旅先での買い物ということもあり、また後日ともなりませんので、旅の思い出込みでエイヤ!と、買って帰りました。

 帰国して、嬉しくなって通勤に履いて行きましたが、とんでもなく足が締め付けられて階段など苦痛でしがありません。なんじゃ、こりゃ!やっぱりきついではないか!イギリスでフランスの靴など買うからバチが当たったのか?あのシューフィッターは日本人の足に関しては素人だったに違いない!などと怒りを噛み締めていました。

 それでも決して安くない靴ですのて、週に一回くらいは何とか履いていました。まさに苦行、、。履いた日に仕事終わりに飲みに行った日などは足が浮腫んできて靴の締め付けが半端ではなかったです。

 修行すること一年ほど。靴がとうとうわたしの足を苛めることがなくなりました。見事にわたしの足に真の意味でフィットしたのでしょう。痛みからは開放され、なんとも安心感のある相棒的な靴に変身してくれました。

 もともと新聞記者さんなどが愛用する靴らしく、頑丈で長持ち、雨に降られても平気です。

 久しぶりに磨いていて、ふと買った時の事を思い出す。値段は高かったですが、やはり良い物は長持ちです。その分、買ってからの思い出も長持ちです。まだまだ履けます。これからも靴はちょっと良いものを見極めて買いたいなと。

 万が一、若者がこの文章を読んでいただけたなら、かつての若者だったわたしからお伝えしたいことは、良い靴買って損はなし!かな。

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