自作で納豆 売ってないなら作るべし!
国民総免疫向上計画でも発動されたのか、納豆がやたらと売れているようです。先日もスーパーに買い物に行きましたが、「納豆はお一人様1パックでお願いします」と貼り出されているではないですか!
うちは夫婦二人暮らしですが、納豆の消費量は四人家族並みだと自負しているくらい毎日食べてきました。1パックでは話になりません。
ならば作るしかあるまい!納豆量産だ!納豆量産の暁には、ウイルスなど一捻りにしてくれるわ!ミネバよ、まずは豆だ。どこで売っているのやら、と、悩む事はありません。Amazonさんで売ってました。せっかくなので、小粒と普通サイズとを1キロずつ買ってみました。お値段はそれぞれ1000円少々。もちろん北海道産大豆を選んだことは言うまでもありません。
普通サイズは「とよまさり」、小粒サイズは「スズマル」という品種でした。
(Amazonさんのサイトを貼れるのですね。便利!)
あとは自宅にあるアイテムでなんとかなりそうです。
- ヨーグルトメーカー
- 圧力鍋
- ボウル
- スプーン
- 納豆(笑) 納豆菌を分けてもらいます。
- 豆を300g計量し水洗い。ボウルに入れてキレイな水を注ぎます。そして一晩放置。時間にして15時間くらい放置しました。
- 水を吸うと豆がかなり膨らんでびっくりします。そして得した気分に(笑) なぜなら、市販納豆1パックはだいたい40〜45gです。3パックで120g。これを1個とカウントするとします。価格は約100円です。1000gの豆から納豆8個(24パック 960g )ですと、800円。完全に赤字です。激安納豆なら1個50円なんてこともありますから、大赤字ですよ。しかし、見よ!この膨らみを!明らかに重量では倍増しています。倍増ということは、単純に計算して16個(48パック 1600円相当)は作れるはず。黒字だ!激安納豆の場合は赤字のままじゃないかって?激安には激安の理由ってもんがあるんでさぁ。豆が違いますよ、豆が。だいたいアメリカ産かカナダ産、あるいは中国産ですから。この手作り納豆は日本のしかも北海道の豆ですから!と、言い訳がましく力説しておきます。閑話休題。先を急ごう。
- 豆を煮ます。圧力鍋ちゃんよろしく。まず沸騰するまで10分くらい煮てから圧力をかけました。高圧で30分。ちょっと豆が柔らかくなりすぎたかもしれないので、時間は短くてもよいかも。要検討。ちなみに、愛用の電気圧力鍋です。火加減がいらないので、素人にはありがたアイテムです。もう8年くらい使ってますが壊れません。優秀。なんと、廃番になってて新しいのでてますよ、、。欲しい、、。
パナソニック 電気圧力鍋 時短なべ 3L ブラック「満水容量3L、調理容量2L」 (圧力、低温、無水、煮込、自動調理) SR-MP300-K
- 発売日: 2019/07/01
- メディア: ホーム&キッチン
- 納豆菌を採取せよ!とても簡単。煮沸消毒した容器にお湯を入れて、そこに市販の納豆を同じく煮沸消毒したスプーンですくって入れます。かき混ぜます。粘りを持った液が納豆菌エキスです。ちなみに、納豆菌は熱に強くて80度くらいのお湯でも死なないそうです。すごいぞ!
- 圧力鍋の中の水を捨て、豆がアツアツのうちに先ほどの納豆菌エキスを掛けてかき混ぜます。豆の表面にエキスを纏わり付かせるのです。アツアツのうちにがポイントです。冷めていく過程で他の雑菌が着くとまずいわけです。納豆菌で一気に制圧だ!写真は煮汁を捨てる前のものです。煮汁を捨てながら納豆菌を混ぜながらの写真はさすがに撮れず。すみません。
- ヨーグルトメーカーのタッパー容器に豆を移します。40度で10時間にセットしました。このヨーグルトメーカーは甘酒も作れて便利。しかも安い!あと4時間。
- できたかな?
- できた!300gが670gくらいには増えました。保管用タッパーに移して冷蔵庫で熟成です。一晩置いてみました。
- 食す!ほかほかご飯に納豆たっぷり!味も申し分なし。ちょっと柔らかめですが、かえって食べやすいかもしれません。自家製梅干しも添えて。ああ、日本人に生まれてよかった。(笑)
納豆が買えない悔しさから挑戦した納豆作りですが、結果は大満足です。匂いがひどいとの前情報もありましたが、ほとんど気になりませんでした。納豆大嫌いな人は敏感かもしれませんが、納豆大好きなのでかな。
また豆を変えて新たな納豆作りに挑戦しよう。